オーエスプラスeは8月6日、DLP方式のホームシアタープロジェクター「オプトマEH503」(以下EH503)を発表した。発売は8月18日。価格はオープンで、推定市場価格は350,000円前後(税別)。

「オプトマEH503」

EH503は輝度5,200lm(ルーメン)という、家庭向けとしては非常に高輝度なプロジェクター。リビングルームのような完全に遮光できない環境でも、クリアな映像を実現できる。

レンズはオプションとなっており、設置条件に応じて、「短焦点」「標準」「長焦点」の3種類から選択する。短焦点レンズ(BX-DL080)は、F=2.5、f=11.5mm、固定焦点、投写距離比0.77:1。標準レンズ(BX-DL200)は、F=2.46~2.56、f=22.8~28.5mm、1.25 倍マニュアルズーム、投写距離比1.54~1.93:1。長焦点レンズ(BX-DL300)は、F=2.5~3.1、f=28.5~42.75mm、1.5 倍マニュアルズーム、投写距離比1.93~2.89:1だ。価格はいずれもオープンで、推定市場価格は、短焦点レンズが120,000円前後、標準レンズが40,000円前後、長焦点レンズが90,000円前後(いずれも税別)。

左から、「短焦点レンズ」「標準レンズ」「長焦点レンズ」

表示素子は0.65型 DC3 DMDパネルで、解像度は1,920×1,200ドット。使用ランプは370W。入力インタフェースはHDMI×1系統、DVI-D×1系統、ディスプレイポート×1系統、VGA×2系統、BNC×1系統、コンポーネント×1系統、Sビデオ×1系統、コンポジット×1系統、RCAオーディオ×1系統を装備する。

背面の接続端子

3D映像にも対応。一般的な3D対応プロジェクターでは、アクティブシャッターを動作させるための制御信号を発信するエミッターが搭載されている。しかし、EH503ではDLP Linkにより、映像信号にアクティブシャッターの制御信号を付加する方式を採用。自由な視聴ポジションを実現しており、利用者が移動しても3Dグラスの同期がオフにならない。

本体サイズはW431×D340×H182mmで、質量は8.6kg。消費電力は480Wで、動作音は37dBとなっている。