ダイニチ工業は7月30日、家庭用石油ファンヒーター「SDXタイプ」として「FW-3714SDX」「FW-5714SDX」「FW-7214SDX」の3機種と、「SLXタイプ」として「FW-3714SLX」「FW-4714SLX」「FW-5714SLX」「FW-6714SLX」の4機種を発表した。いずれも発売は8月中旬。希望小売価格は、FW-3714SDXが45,800円、FW-5714SDXが58,800円、FW-7214SDXが71,800円、FW-3714SLXが42,800円、FW-4714SLXが48,800円、FW-5714SLXが55,800円、FW-6714SLXが62,800円となっている(いずれも税別)。
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左が「SDXタイプ」で、右が「SLXタイプ」 |
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SDXタイプは、デザインと使いやすさを両立したハイエンドモデルで、SLXタイプは、大きな操作部を持つハイグレードタイプ。
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左が「SDXタイプ」の操作パネルで、右が「SLXタイプ」の操作パネル |
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新製品は、「Wエコモード」の搭載が特徴。Wエコモードは、従来より搭載している「ecoおまかせモード」に「省エネセンサー」を加えたものだ。
ecoおまかせモードは、室温の検知に季節による判断を加えて灯油の燃焼量をコントロールするモード。室温が設定温度を超えた場合、燃焼量をセーブするが、春先や秋口は早めにセーブし、冬季は室温や体感温度が下がりにくいようにセーブ量を変動させる。
省エネセンサーは、人の動きを検知して運転をコントロールするものだ。その部屋に人がいないと判断した場合、約15分で最小火力運転に移行し、さらに45分経過すると自動的に消火する。人がいない部屋での無駄な暖房を減らすとともに、消し忘れも防止する。
Wエコモードを使用することで、3.7W機で1シーズンあたり56L、5.7kW機で88L、7.2L機で108Lの灯油を節約することができる(1日8時間、10月～5月の期間使用した場合)。
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使用イメージ |
| 製品名 | 暖房出力 | 暖房の目安(木造/コンクリート) | 本体サイズ | タンク容量 | 質量 |
|---|---|---|---|---|---|
| FW-3714SDX | 3.70～0.74kW | 10畳まで/13畳まで | W430×D357×H446mm | 9L | 11.8kg |
| FW-5714SDX | 5.70～1.23kW | 15畳まで/20畳まで | W544×D339×H480mm | 13.8kg | |
| FW-7214SDX | 7.20～1.50kW | 19畳まで/25畳まで | W603×D339×H480mm | 15.2kg | |
| FW-3714SLX | 3.70～0.74kW | 10畳まで/13畳まで | W430×D357×H445mm | 11.6kg | |
| FW-4714SLX | 4.70～0.91kW | 12畳まで/17畳まで | W466×D349×H445mm | 12.3lg | |
| FW-5714SLX | 5.70～1.23kW | 15畳まで/20畳まで | W466×D349×H445mm112.3kg | ||
| FW-6714SLX | 6.70～1.34kW | 17畳まで/24畳まで | W527×D357×H455mm | 13.8kg |
