日本マイクロソフトは17日、タブレットデバイス「Surface」シリーズの最新機種「Surface Pro 3」のCore i5およびCore i7モデルの販売を開始した。全国の1600の量販店グループおよびオンラインストアのMicrosoft Storeを通じて販売され、直販価格は税込み120,744円から。

Surface Pro 3

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Surface Pro 3は、12インチサイズのタブレットデバイス。厚さは約9.1ミリ、重さ800gと、前機種よりも33%薄く、そして12%軽くなった。キックスタンドも従来の2段階調整から、自由に角度が選べるマルチポジションに変更された。付属のSurface Penをクリックするだけで、スリープ状態からでもOneNoteが起動し、即座にメモを取ることも可能。メモはクラウドを介して他のデバイスとデータを共有できる。

マルチポジションが可能なキックスタンド

別売のSurface Proタイプカバーを使うことで、ノートPCライクに同製品を使用することもできる。カラーはブラック/ブルー/パープル/シアンの4色。Microsoft Storeでの直販価格は税込み14,018円。

Surface Pro タイプカバー

今回発売されたのは、Core i5およびCore i7モデルで、Core i3モデルは8月に発売予定。直販価格は、Core i5/4GB RAM/64GBストレージが120,744円、Core i5/8GB RAM/256GBストレージが150,984円、Core i7/8GB RAM/256GBストレージが177,984円、Core i7/8GB RAM/512GBストレージが219,024円。

同社の公式ブログでは、前モデルと比較して、一般ユーザーからの反応では初日の比較で25倍、法人でも約7倍の引き合いがあったとし、好調さをアピール。また、予約受付のうち、4割がCore i7モデルを申し込んでいるという。

なお、同製品の主な仕様は以下のとおり。OSはWindows 8.1 Pro、ディスプレイは12インチ(アスペクト比3:2)で解像度は2160x1440ピクセル。カメラは5MP(1080p HDカメラ)x2。AV機能として、マイクx2、スピーカー(Dolbyステレオ)x2。通信はWi-FiはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetoothはバージョン 4.0。外部端子は、USB 3.0x1、USB 3.0x1、microSDメモリカードリーダーx1(microSD、microSDHC、microSDXC対応)。搭載OfficeはOffice Home and Business 2013(Word、PowerPoint、Excel、OneNote、およびOutlook)。付属品として、36W電源アダプタ、Surface Pen、クイックスタートガイド、安全と保証に関するドキュメントがつく。