ヤマハは、「VOCALOID3」対応の女性歌声ライブラリ「VOCALOID3 Library ギャラ子 NEO」を発売する。発売時期は8月上旬。販売店は、パッケージ版が全国の楽器店など、ダウンロード版はVOCALOIDのオフィシャルストア「VOCALOID STORE」。価格は、パッケージ版がオープン、ダウンロード版が1万6,000円(税抜)。
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「VOCALOID3 Library ギャラ子 NEO」 |
「VOCALOID3 Library ギャラ子 NEO」は、女優・歌手として活動する柴咲コウの声を元に開発した、VOCALOID3対応の日本語の女性歌声ライブラリ。ふたつの歌声ライブラリを同梱しており、はっきりとした芯のある声が特徴の「ギャラ子RED」、しっとりとした深みのある声が特徴の「ギャラ子BLUE」を使い分けて楽曲制作を行うことが可能。同ライブラリを「VOCALOID Editor for Cubase NEO」、「Cubase 7シリーズ」とあわせて使用すれば、Windows環境のみならず、Mac環境でも使用できる。対応OSはWindows8.1/Windows8/Windows 7(32/64bit)、Mac OS X 10.9, 10,8(32/64bit)
また、同製品には、テキストを入力するだけナレーションなどの読み上げ音声の制作が行える「ギャラ子Talk」(Windowsのみ対応)を収録。このソフトは、エーアイが開発した高性能音声合成エンジン「AITalk」を用いて開発されたもので、アクセント調整や単語登録機能を用いて、長い文章でも自然に読み上げることができるという。読み上げ音声はWAV形式で保存可能だ。このほか、ぺぺろんPが制作したデモソングや、特典楽曲制作に役立つ100種類以上のボイスマテリアルなどの特典も収録する。
なお、同製品は、2011年11月～2012年6月にかけて開催された「VOCALOID3 発売記念楽曲コンテスト」の特別参加賞「VOCALOID3 Library galaco(ギャラ子)」を改良し、製品化したもの。当時の製品では初音ミクのキャラクターデザインを担当したKEIが同キャラクターのイラストを描いたが、この製品についてはイラストレーター・富岡二郎がキャラクターデザインを担当し、リニューアルを行っている。
