SurveyMonkeyは6月25日、日本・シンガポール・韓国・中国本土・香港・インドネシアのアジアでもソーシャルメディア活用が活発な6つの地域におけるソーシャルメディア利用比較調査を行い、その結果を発表した。

同調査は、2014年4月に上記6地域の18歳以上のソーシャルメディアユーザーを対象に実施されたもので、合計2,508名(日本418名、中国437名、香港405名、シンガポール421名、インドネシア400名)の調査結果をまとめたもの。

「面白いコンテンツを見つけた時、ソーシャルメディアで共有する頻度」について聞いたところ、香港や中国本土のユーザーは、コンテンツ共有に非常に積極的な結果(「必ず共有」が香港は41%、中国は27%、日本は2%)となった。一方、日本は「まったく共有しない」が49%と最も多い結果になり、他の地域と比べて共有の頻度が少ない傾向がわかった。

どれくらいの頻度で共有するか? 資料:SurveyMonkey

共有するのはどんな時か? 資料:SurveyMonkey

コンテンツを共有する時については、全体で見ると、内容が「価値あるもの」と感じた時が情報共有のタイミングという回答が最も多かった。しかし、香港だけは例外で「気分がよいとき(40%)」という回答が最多となり、日本は「退屈な時(43%)」が他の地域に比べて高い結果となった。

どれくらいの頻度で共有するか? 資料:SurveyMonkey

次に、共有するコンテンツを聞いたところ、6地域の合計では「役立つ情報または教育・学問的な内容」が41%で一番多かったが、日本と香港は、「面白い・娯楽的な内容」が最も人気があった。

コンテンツの発信元で共有に違いはあるのかを調べたところ、多くの地域で「コンテンツの発信元は気にしない」という結果が最も高かった。