スマートフォンの場合、Webサービスが専用アプリを用意して、アプリ経由でサービスを利用することも多い。アプリにIDとパスワードを記憶させ、別の専用コードを入力して起動する、というパターンもあり、こうした場合は、サービス自体に複雑なパスワードを設定しても、逐一入力する手間は省ける。端末の紛失・盗難時に危険だが、それは遠隔からの削除機能を併用するといいだろう。

LastPassの機能の1つ、安全なパスワードの生成機能。サービスによっては記号が使えない、文字数の長さが限られている、といった場合もあるが、極力長く、難しいものを設定するといい

パスワードを複雑なものにして、なおかつ使い回しをしないために、パスワード管理ツールを使いつつ、スマートフォンアプリも有効に活用し、極力手間をかけずにセキュリティを高めることで、安全なスマートフォン利用をして欲しい。

(記事提供: AndroWire編集部)