とりあえずは、Nexusシリーズが次も継続するとして噂のスペックをみていこう。
Nexus 9
HTC製造といわれるNexusデバイスで、開発コード名は「Volantis (Flounderともいわれる)」、8.9インチサイズのディスプレイを持つ。スペックはAndroid Policeに詳しい。
8.9インチディスプレイは2048×1440 (281ppi)の解像度を持ち、プロセッサには64bit版のNVIDIA Tegra K1を採用するという。本体デザインのリーク写真を見る限りはNexus 5に非常に酷似しているが、もう1つのポイントは価格で、16GBストレージ版が399ドル、32GBストレージ版が499ドル。LTE対応版はさらに高くなるようだ。画面サイズの問題もあるが、Nexus 7にあったような「200ドルタブレット」の様相は薄れ、むしろ「若干値段の安いiPad」といった感じになっている。なお提供開始時期は2014年第4四半期とのことで、その場合はGoogle I/Oでは発表されない可能性が非常に高い。
Nexus 6
Nexus 9以上に謎が多いのがNexus 6だ。名前から判断すると「6インチのファブレット」ということになるが、本当にこうした端末をNexusシリーズとしてGoogleが市場投入するのか不明だ。Nexus 4/5に続き、Nexus 6もまたLGが製造を担当するという話があったが、ある意味で現時点で出ている情報はこれくらいだ。
IBTimesによれば、同デバイスは5.5インチサイズになる可能性があるという。またBloombergによれば(http://www.bloomberg.com/news/2014-06-19/android-windows-phone-will-have-kill-switches-n-y-says.html)、次期Androidの機能として盗難防止のための遠隔での"Killスイッチ"を搭載するとのことで、このあたりが次期NexusとAndroid新機能のヒントになるかもしれない。
また登場時期も2014年第4四半期説があり、この場合はNexus 9同様にGoogle I/Oのタイミングでは発表されない可能性も高い。