パイオニア、AV事業子会社をオンキヨーなどに売却 - ブランドは継続

パイオニアは6月24日、同社の100%子会社であるパイオニアホームエレクトロニクス(PHE)の株式の過半数をオンキヨーとベアリング・プライベート・エクイティ・アジアに譲渡することを発表した。

PHEはパイオニアのホームAV事業を担っている100%子会社。今回の株式譲渡合意により、PHEへの出資比率はベアリング社が51%と過半数を占める。残る49%の出資比率については今後決定する。

パイオニアとオンキヨーは今後、両社のブランドを維持しつつ、業務面でも提携していく。今回の合意に至った経緯として両社は、アナログ機器からデジタル機器への移行が進み、音楽再生環境や音楽の楽しみ方が大きく変化したことを挙げている。

ベアリング・プライベート・エクイティ・アジアは、本社を香港に置く、約50億米ドルの運用資産を持つプライベート・エクイティだ。