日立アプライアンスは24日、5.5合IHジャー炊飯器「ふっくら御膳 RZ-VW3000M」と2合IH炊飯器「おひつ御膳 RZ-VS2M」を発表した。発売は、RZ-VW3000Mが7月10日、RZ-VS2Mが9月中旬。価格はオープンで、市場想定価格はRZ-VW3000Mが税別110,000円前後、RZ-VS2Mが税別60,000円前後となっている。

ふっくら御膳 RZ-VW3000M

ふっくら御膳 RZ-VW3000Mは、2合以下の少量の米もおいしく炊ける炊飯器。5.5合の内釜で2合以下の米を炊くと、釜内に余分なスペースができてしまう。炊飯中の蒸気を水にして溜めておく新型の「給水レス オートスチーマー」と80Wの「大火力側面ヒーター」によって、高温のスチームを発生。余分なスペースを高温に保つことで、少量でもおいしいご飯を炊ける。

「ふっくら御膳 RZ-VW3000M」

側面ヒーターの周囲には「真空断熱容器」が設けられ、熱を外に逃がさない構造となっている。この「真空断熱容器」と先述の「給水レス オートスチーマー」によって、ご飯のしっとり加減をキープしたまま保温可能だ。また、炊飯中に蒸気が出ないので置き場所を選ばない。

サイズはW275×D361×H246mmで、重量は約8.1kg。炊飯容量は0.09L(0.5合)~1L(5.5合)に対応。内釜には蓄熱性の高い「重厚打込鉄釜」を採用している。消費電力は1,400W。しゃもじ、しゃもじ受け、白米用計量カップ、無洗米用計量カップ、使いかたDVDが付属する。カラーはシャンパンとマグノリアの2色。

おひつ御膳 RZ-VS2M

おひつ御膳 RZ-VS2Mは、2合以下の少量炊きに特化したIH炊飯器。内釜周囲の多層的な断熱加工「全周断熱構造」によって、高温をキープしておいしいご飯を炊き上げる。おひつ部分と熱源部は分離しており、ご飯が炊けたらおひつ部分を食卓に運ぶことも可能だ。全周断熱構造により熱源部からおひつ部分を離しても約2時間は70度を保てる。

「おひつ御膳 RZ-VS2M」

内釜には、上位モデル「ふっくら御膳 RZ-VW3000M」と同じ「重厚打込鉄釜」を採用。溶かした鉄の粒子を内釜に溶射しており、蓄熱性が高い内釜となっている。また、炊飯メニューは炊飯コースのほか、炊込みコース、おかゆ、快速コースを搭載している。

サイズはW217×D260×H175mm。重量は、おひつ部分が約2kgで、熱源部が約1.2kgの計3.2kg。炊飯容量は0.09L(0.5合)~0.36L(2合)。消費電力は500W。しゃもじ、計量カップが付属する。カラーはブラウンゴールド、ブライトシルバーの2色。