インターネットイニシアティブは6月16日、データベースシステムをクラウド型で提供する「IIJ GIO)コンポーネントサービス データベースアドオン」のラインアップに、データウェアハウス(DWH)向けのデータベース2種類を追加し、7月1日より提供開始すると発表した。

同サービスは、チューニング済みのDWHサーバ、ソフトウェアライセンス、サーバの監視・運用を月額料金で提供するもの。

「IIJ GIOコンポーネントサービス データベースアドオン」の利用イメージ

データベースは、最少1台構成(1ノード)のエントリーレベルから手軽に始められる低価格な「InfiniDB」、従来からのBI/データ集約用途に適した高い機能性と可用性を備えた「Pivotal Greenplum DB」の2種類から選択可能。

同サービスでは、物理的に独立したサーバ・ストレージ環境により、他の顧客の影響をうけることなく安定した性能が確保される。

ラインアップは、1ノード/6CPUの「InfiniDB インスタンス/CE」、1ノード/6CPUの「InfiniDB クラスタ/EE」、2ノード/24CPUの「Greenplum Databaseクラスタ/EE」の3種類が用意されている。

最少構成の月額費用は、「InfiniDB インスタンス/CE」が9万8,000円、「InfiniDB クラスタ/EE」が19万8,000円、「Greenplum Databaseクラスタ/EE」が56万2,000円(いずれも税別)。「InfiniDB クラスタ/EE」と「Greenplum Databaseクラスタ/EE」は初期費用が必要で、それぞれ18万4,000円、56万2,000円となっている(いずれも税別)。