リコーイメージングは3日、同社のコンパクトデジタルカメラ「GR」向けの機能拡張ファームウェア バージョン4.00を提供開始した。今回で3回目のファームウェアアップデートとなる。

GR

バージョン4.00によって「エフェクト」に「シフトクロップ」が追加された。縦位置画面の上側、あるいは下側1:1の範囲を切り出して記録するエフェクト。パースが少なく、安定した構図の写真が撮影できる。

セットアップには「AFモード」が追加され、「ノーマル」「高速」から選択できるようになった(はじめはノーマルに設定されている)。「高速」にするとオートフォーカスの合焦速度が向上する。

そのほか、セットアップに「カード連続No.」機能、再生アニメーション機能、「RAW+」で撮影された画像を削除する際に「RAW+JPEG削除」「JPEGのみ削除」「RAWのみ削除」の3つから選択できる機能を追加した。

また、「絞りプレビュー」の操作性を改善。MacとUSB接続時の安定性を向上した。