アユートは、iriverのハイレゾポータブルオーディオプレーヤー「Astell&Kern AK120II 128GB ストーンシルバー」(以下AK120II)を6月13日より発売する。5月30日より、先行予約の受付を開始。価格はオープンで、直販予定価格は208,000円(税込)。
AK120IIは「AK120」シリーズの第2世代モデル。上位機種の「Astell&Kern AK240」と同様に、シーラス・ロジック製のDACチップ「CS4398」を2個、デュアルモノ構成で搭載している。
再生可能なファイル形式はWAV、FLAC、WMA、MP3、OGG、APE、AAC、ALAC、AIFF、DFF、DSF。再生対応レートは最大384kHz/32bit。ただし、ネイティブ対応は192kHz/24bitまでで、それ以上のサンプリング周波数/量子化ビット数のファイルは、192kHz/24bitにコンバートして再生される。DSDも最大5.6MHzの再生に対応しているが、こちらもPCM176.4kHz/24bitにリアルタイム変換を行っての再生となる。
内蔵メモリは128GBで、exFAT形式に対応したmicroSDXCメモリーカードスロット(最大128GB)を1基装備。合計で、最大256GBのメモリを使用することが可能だ。
Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n)に対応しており、PCなどからのストリーミング再生が可能だ。また、将来的には、特定の音楽配信サイトから直接楽曲を購入・ダウンロードが可能になる予定。
ディスプレイは3.31型(480×800ドット)のAMOLEDで、静電容量式のタッチパネル機能も搭載。入力インタフェースは、micro USB Bポート×1基。PCとUSBケーブルで接続することで、最大96kHz/24bitに対応したUSB DACとしても利用できる。出力インタフェースは、2.5mmの4極バランス端子と3.5mmアンバランス端子、光デジタル出力端子を装備。Bluetooth 4.0にも対応しており、ワイヤレススピーカーなどと接続することも可能だ。
周波数特性は20Hz~20kHz(±0.023dB)、20Hz~70kHz(±0.3dB)。S/N比は、バランス接続時が117dBで、アンバランス接続時が116dB(1kHz/0dB、48kHz/24bit、負荷なし)。THD+Nは、バランス接続時が0.0005%で、アンバランス接続時が0.0007%(1kHz/0dB、48kHz/24bit、負荷なし)となっている。
電源は内蔵リチウムポリマー充電池(3,250mAh/3.7V)で、フル充電の場合の連続再生時間は約10時間(FLAC/44.1kHz/16bit、ボリューム37、EQオフ、画面オフ)。
なお、アユートでは、「AK100」の第2世代モデル「AK100II」の発売も、7月中旬に予定している。