ティアックは5月22日、プリメインアンプ「A-R630MKII」を発表した。発売は6月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は29,800円前後(税別)。
A-R630MKIIは、「A-R630」の後継となる、フルサイズのプリメインアンプ。A-R630からの変更点は、リモコンの形状のみ。
プリアンプは差動入力ディスクリートアンプ。BASS・TREBLEそれぞれ±10dBのトーンコントロールも装備する。パワーアンプは差動入力の3段ピュアコンプリメンタルディスクリートで増幅素子にはFETを採用している。
定格出力は、4Ω負荷時が90W×2で、8Ω負荷時が60W×2(1kHz、歪率0.5%)。周波数特性は10Hz~65kHzで、全高調波歪率は0.02%(1kHz、8Ω、45W)。
入力端子は、ライン入力×6にPhono入力(MM)×1、マイク入力×1(φ6.3mmモノラル標準ジャック)を装備。出力端子は、ライン出力×2にヘッドホン出力(φ6.3mmステレオ標準ジャック)×1、スピーカー端子×2系統を装備する。
マイク入力はミキシング機能を利用可能。また、スピーカー端子はA・Bの2系統のスピーカーを接続できる。対応するスピーカーのインピーダンスは、A or B接続の場合は4~16Ωで、A+B接続の場合は8~16Ω。
本体サイズはW435×D355×H142mmで、質量は8.1kg。消費電力は200Wだ。電源連動型のACアウトレットを2系統装備している(最大1,000W)。