東芝ライフスタイルは19日、炊飯器「真空圧力IH保温釜」シリーズの「RC-10VPH」「RC-18VPH」を発表した。発売は7月中旬。価格はオープンで、市場想定価格はRC-10VPHが税別100,000円前後、RC-18VPHが税別105,000円前後。

真空圧力IH保温釜 RC-10VPH

RC-10VPHとRC-18VPHは、新しい内釜「備長炭本丸鉄釜」を採用している。側面が丸く、上部にすぼまった形をしており、均一に釜内を高温にする形状。内釜の表面には遠赤外線効果を持つ備長炭入りのコーティングが施され、発熱部分には発熱効率の良い鉄を用いることで、大火力の熱をすばやく起こす。

内釜の断面と発熱のイメージ

じっくり強火で炊き上げる「かまど名人」コースには、加熱前に短時間でお米に吸水させる「真空うまみ引き出し」機能を搭載。真空ポンプの減圧効果でお米から空気を抜き、通常よりも短い時間で吸水できる。また、「かまど名人」コースでは「もちもち」「やわらか」「しゃっきり」と、好みに応じてお米を炊き分けられる。そのほかの炊飯モードには「ふっくら古米コース」や約26分で炊飯が完了する「そくうまコース」「ecoモード」があり、炊飯以外の調理コースには「パン発酵」「パン・ケーキ」「温泉卵」などもある。

RC-10VPHのサイズはW270×D360×H229mmで、重量が約6.5kg。最大炊飯容量は1.0Lとなっている。RC-18VPHのサイズはW297×D387×H267mmで、重量は約8.0kg。最大炊飯容量は1.8L。両モデルとも白米、玄米、発芽玄米、雑穀米に対応している。消費電力は1,420Wで、白米最大保温時間は「真空美白保温」で40時間、「ecoモード保温」で12時間となっている。カラーはパールホワイトとグランレッドの2色。

下位モデルとして、7月中旬に鍛造かまど本丸釜を採用した「真空圧力IH保温釜」シリーズの「RC-10VXH」「RC-18VXH」、6月中旬に鍛造かまど銅釜を採用した「RC-10VSH」「RC-18VSH」と「RC-10VRH」「RC-18VRH」を発売する。価格はオープン。市場想定価格はRC-10VXHが65,000円前後、RC-18VXHが68,000円前後、RC-10VSHが43,000円前後、RC-18VSHが46,000円前後、RC-10VRHが30,000円前後、RC-18VRHが33,000円前後となっている。

RC-10VXH

RC-10VSH

RC-10VRH