ロジテックINAソリューションズは8日、第4世代Intel Coreプロセッサを搭載できるハイパフォーマンスミニBOXコントローラ「LB-6AS40」を発表した。6月上旬より発売する。価格はオープン。
2019年12月31日までは生産されることが決定しているミニBOXコントローラ。デジタルサイネージ、POS、工場内での制御用途などを想定する。CPUは選択可能で、処理速度を重要視する場合は高性能なIntel Core i7、省電力性を求める場合はIntel Pentiumといったように、自由度が高い。選択できるのは、第4世代Intel Core i7 / i5 / i3 / Pentiumなど。
マザーボードには、サーバやハイエンド機で定評あるSuperMicro製「X10SLV」(Mini-ITX)を採用。映像入力インタフェースとして、HDMI×1、DVI-I×1、DisplayPort×1を搭載する。2ポートの同時出力が可能で、デュアルディスプレイに対応。VESA規格のマウントキットを利用することで、設置環境に柔軟性を持たせている。
最小構成の主な仕様は、CPUがPentium G3420(3.2GHz)、チップセットがIntel H81 Express、メモリがDDR3-1333 2GB(2GB×1)、ストレージが80GB mSATA SSD。OSはWindows 7 Professionalか、Windows Embedded 8.1 Industry Proを選択可能。電源にはニプロン製の国産モデルを搭載する。
主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×2、USB 3.0×2、USB 2.0×5、HDMI×1、DVI-I×1、DisplayPort×1、COMポート×3、マイク入力/ヘッドホン出力など。本体サイズはW275×D215×H65mm、重量は約3.0kg(システム構成による)。