米Foursquareは1日(現地時間)、新しいモバイルアプリ「Swarm」を発表した。チェックインから成長したFoursquareだが、現在ユーザーは同サービスを主に「友達との情報の交換やアップデート」「レストラン・店・プレースポット探し」に使用しており、同社はそれぞれの使用体験を高められるようにサービスを2つのアプリに分割する。Swarmは前者、Foursquareアプリは後者に焦点を絞ったアプリになる。

Swarmは近くにいる友達を確認し、ロケーションをベースに情報の共有やコミュニケーションを実現する。チェックイン機能も備えるが、ユーザーのロケーションが柔軟にアップデートされ、従来のFoursquareアプリよりもすばやく、簡単に友達とつながれるのが特徴になる。数週間以内にiOSアプリとAndroidアプリがリリースされ、続いてWindows Phoneアプリが登場する。

Swarmのリリースが完了した後、Foursquareアプリがローカル検索アプリに変わるが、デジタル電話帳のような従来のローカル検索アプリとは異なるという。友達や好みが似ている人、専門家などユーザーにとって信頼できる人たちからの情報、ユーザーの分析データなどからパーソナライズしたローカル検索結果を提供する。リリース時期は夏後半になる。