米Googleは4月11日、Android OSのセキュリティ機能を強化すると発表した。
これまでも公式アプリマーケットである「Google Playストア」からアプリをインストールする際には、本来アプリが目的とする動作以上に不必要なパーミッション(アプリが利用するスマートフォンの権限)を取得していないか確認する機能が提供されていた。この機能は2013年にリリースされて以来、のべ40億回も利用されているという。
今回の機能強化では、これまでインストール時のみチェックしていたものを、アプリの動作をデバイス上で常にモニタリング。アプリのパーミッションや構造だけではなく、挙動がおかしくないかチェックするようになる。
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有害なアプリケーションが存在することは非常にまれなことであるとしながらも、2013年の1年間で有害なアプリをインストールしかけたユーザーが0.18%いたという。少数であっても全てのユーザーが安心してAndroidを利用できるようにするため、「よりよいセキュリティ保護機能を提供した」と、Android Security EnginnerであるRich Cannings氏はコメントしている。
