Fitbitはこれまで、日本市場ではソフトバンクモバイル限定モデルの「Fitbit Flex」を展開してきた。これは「SoftBank HealthCare」におけるサービスのひとつとして、月額525円で提供してきたもの。ジェームス氏は「ソフトバンクは非常に素晴らしいローンチパートナーで、日本市場での足がかりを作る上で大きな貢献をしていただいた」と感謝の言葉を述べた。ソフトバンクの独占販売が終了することで、今後はキャリアにとらわれず、誰もがFitbit Flexを購入できるようになる。

Fitbit Flexは、カバー(写真左)に本体(写真右)を挿入して使用する。カバーが交換できる点が、競合他社の製品にはない長所となっている

製品ラインナップにはFitbit Flexに加え「Fitbit Zip」「Fitbit One」などを揃える。6月からアップルストアや全国の家電量販店で販売していく予定だという。このほか食品データベースを保有する日本の企業と協業し、10万件を超える食品のデータを活動量計に活かせるようにする。ジェームス氏は「完全に日本にローカライズした製品としてお届けする。イベントに積極的に参加するなどして、露出も増やしていきたい」と意欲的に語った。

クリップで服などに付けられる「Fitbit Zip」「Fitbit One」も販売する。トリーバーチとコラボするなど、ファッション的な要素も取り入れる予定だ