マイボイスコムは4月4日、第3回目となる「携帯電話・スマートフォンのよく使う機能」に関するインターネット調査の結果を発表した。

調査期間は、3月1日~5日で1万1916件の回答を得た。このうち、携帯電話利用者は54.2%、スマートフォン利用者は41.1%であった。

携帯電話利用者が直近1年以内に使用した通話機能は「一般通話」が94.6%であり、「留守番電話サービス、伝言メモなど」は29.7%で、過去調査より減っている。スマートフォン利用者では「インターネット電話、IP電話」が37.9%で過去調査より増加しており、10~20代の利用率が特に多くなっている。

1年以内に使用した通話機能(携帯電話利用者/スマートフォン利用者)

直近1年以内に使用したメール・インターネット機能は、「メール(携帯電話)」が9割前後で最も多い。

スマートフォン利用者では「メール(Webメール、パソコンメール)」「SMS」「スマートフォン用アプリダウンロードサイト」「画像を電子メールに添付」がそれぞれ5~6割、「スタンプ」「絵文字」「PC向けウェブサイトの閲覧」が各4割強であった。「スマートフォン用アプリダウンロードサイト」「PC向けウェブサイトの閲覧」は、過去の調査より減少した。

一方、携帯電話利用者では「絵文字」「SMS」「画像を電子メールに添付」「メール(Webメール、パソコンメール)」の順で多くなった。「絵文字」「画像を電子メールに添付」「デコメール」「携帯向けインターネットサービス(iモード/EZweb/Yahoo!ケータイ)」は減少傾向を示している。

直近1年以内に使用したメディア系機能は「カメラ(写真撮影)」が最も多く、スマートフォン利用者の7割弱、携帯電話利用者の5割弱にのぼった。以下、スマートフォン利用者では「音楽再生」「ムービー(動画撮影)」「待ち受け・壁紙」、携帯電話利用者では「テレビ視聴(ワンセグ)」「待ち受け・壁紙」「ムービー(動画撮影)」などが続いた。これらの項目は、過去調査と比べて減少傾向となった。

直近1年以内に使用したツール系機能は、「電卓」「アラーム/タイマー」「アドレス帳」「カレンダー/スケジュール」「メモ帳」が上位にあがった。これらに続く項目は、スマートフォン利用者では「Wi-Fi機能」「QRコード」「GPS」「バーコードリーダー」が各4~5割となった。「Wi-Fi機能」「GPS」「Bluetooth機能」「おサイフケータイ」では、男性が女性を10ポイント以上上回った。携帯電話利用者では「バーコードリーダー」「赤外線通信」「QRコード」が各2~3割で続き、いずれも過去調査より減少している。

主に利用しているスマートフォンになくてもよいと思う機能を聞いたところ、「おサイフケータイ」「イルミネーション機能」「デコメール」「クレジットカード決済サービス」などが各2割弱で上位にあがった。

一方、携帯電話では「録画したテレビ番組を携帯電話・スマートフォンに転送して見る」「クレジットカード決済サービス」「スタンプ」「おサイフケータイ」「テレビ電話、ビデオ通話」「イルミネーション機能」などが各2割強で上位にあがった。

利用している携帯電話/スマートフォンになくてもよい機能