オンキヨーは3月26日、7.1ch対応AVレシーバー「TX-NR636」を発表した。発売は4月下旬で、希望小売価格は83,000円(税別)。

7.1ch対応AVレシーバー「TX-NR636」

オンキヨーでは、型番に3桁の数字が入ったAVレシーバーを、「TX-NR929」「TX-NR727」「TX=NR626」の3モデル、ラインナップしている。今回発表したTX-NR636はTX-NR626の後継機種で、同社のAVレシーバーのエントリーモデル。

TX-NR636ネットワークに対応したAVレシーバー。Wi-Fi機能も標準装備している。DLNAサーバーに保存されている音楽ファイルの再生が可能で、対応しているファイル形式はDSD/ MP3/ WMA/ WMA Lossless/ AAC/ Ogg Vorbis/ LPCM/ Dolby TureHD/ WAV/ FLAC。バーブラウン製の192kHz/24bit DACを搭載しており、ハイレゾ音源の再生も可能だ。従来モデルでは2.8MHzまでだったDSD再生は、5.6MHzにまでの対応となった。また、インターネットラジオの「radiko.jp」「TuneIn」なども利用できる。

搭載しているアンプは7chで、3段インバーテッドダーリントン回路、ワイドレンジアンプ技術「WRAT」などが採用されている。パワーアンプの定格出力は各チャンネル130W(1ch駆動時)で、周波数特性は5Hz~100kHZ(+1dB/-3dB、Directモード)。

HDMI端子は4Kパススルー、4Kアップスケーリング、1080pアップスケーリング、3D映像伝送、ARCに対応。4Kコンテンツの著作権保護技術HDCP2.2にも対応している。端子数は、従来は入力6系統/出力2系統だったが、TX-NR636では入力7系統/出力2系統に増えた。

HDMI以外の入出力インタフェースは、映像入力がコンポーネント×1、コンポジット×3、映像出力がコンポーネント×1、コンポジット×1、音声入力がデジタル×3、アナログ×7、音声出力がアナログ×1(ZONE 2)、サブウーファー×2、ヘッドホン×1。本体サイズはW435×D329×H173.5mmで、質量は10kg。