米Microsoftは3月25日(現地時間)、同社が提供するクラウドプラットフォームの名称をWindows Azureから「Microsoft Azure」に変更すると発表した。4月3日より新名称を使用する。

同社は新CEOのSatya Nadella氏の下で、ソフトウエアおよびサービスのクロスプラットフォーム・プロバイダーへと変わろうとしている。Azureの名称変更は、そうした戦略を反映したもの。Azureが、Office 365、Dynamics CRM、Bing、OneDrive、Skype、Xbox LiveといったMicrosoftのサービスの基盤であり、そして顧客に開放されたクラウドプラットフォームであることを伝えるためにMicrosoft Azureとする。

「Windows、SQLや.NETからPython、Ruby、Node.js、Java、Hadoop、Linux、そしてOracleまで、どのようなパブリッククラウドよりも幅広いOS、言語、そしてサービスのセットをわれわれはサポートしている。今日のモバイル-ファースト、クラウド-ファーストの世界では、それぞれのニーズに応えるパブリッククラウドプラットフォームを顧客は求めており、それを満たすパブリッククラウドがMicrosoft Azureだ」(Azure担当GMのSteve Martin氏)