シャープは3月25日、ロボット掃除機「COCOROBO(ココロボ)」シリーズの派生プロジェクトとして「プレミアムなCOCOROBO」プロジェクトを開始した。
「べ、べつに、あなたにほめてほしくて掃除したんじゃないんだからね」
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シャープでは同日、「SHARP Cloud Labs(シャープ・クラウド・ラボ)」を開設。同日より運用をしている。これは、大学や他企業、研究機関などと広く共同し、開発を行うことで多様なニーズに対応するクラウドサービスを開発しようというもの。社外のパートナー企業などから提案を受けたニーズや技術によって、トライアル版を開発し、特定ユーザーの体験による意見を反映することで、より良いサービス構築を目指すという。
今回発表された「プレミアムなCOCOROBO」プロジェクトは、このSHARP Cloud Labsの一環として実施されるもの。シャープ独自の「ココロエンジン」をベースとして、ユーザーにより親しみやすく、楽しい機能を提供できないかを検討していくという。
中でも、本モデルは「かわいらしい妹のようなロボット家電と暮らしたい」「魅力的な声のロボット家電と会話を楽しみたい」というユーザーニーズに応えられる家電製品は作れないかとの模索により誕生した特別なモデルとなっている。ユーザーが「掃除うまいね」と褒めると、「べ、べつに、あなたにほめてほしくて掃除したんじゃないんだからね」などと会話を楽しめるようになっている。
会話例
ユーザー「かわいい声だね」
プレミアムなCOCOROBO「ありがとう。なんか照れちゃうなぁ♪」
ユーザー「掃除うまいね」
プレミアムなCOCOROBO「べ、べつに、あなたにほめてほしくて掃除したんじゃないんだからね」
本モデル自体は非売品だが、ユーザーニーズの調査のためのトライアルテスト参加者を募って4月16日より1カ月間(5月15日まで)利用してもらうという。応募は3月31日から4月7日まで可能で、11名を募集する(応募者多数の場合は抽選)。
詳細はシャープのWebサイトを参照のこと。