多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、「セキュリティアプリは入れたほうがいい?」という質問に答えます。

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よくアプリをダウンロードする、しかもGoogle Play以外のアプリストアを使うこともある、目に付いたアプリはとりあえずインストールする……という使い方をしているのならば、セキュリティアプリは必須といえます。WEBページをよく見る、メールにあるリンクをついタップしてしまうという人も、フィッシング対策機能を持つセキュリティアプリを導入したほうがいいでしょう。

セキュリティアプリは、Google Playなどのアプリストアでダウンロードするか、携帯電話会社のセキュリティサービスを利用するかのどちらかになります。アプリストア経由で入手した場合、アプリ自体は無料で入手できても継続利用は有料、といった"お試し"的アプリもありますから、自分のニーズにあうものを探してみるのもいいでしょう。ウイルスなど悪意のプログラムは日々誕生し変化する性質上、つねに最新の状態に保つ必要がありますから、料金体系は1年ごとに課金されるサブスクリプション型が多く、1年で2~3千円前後が相場です。

セキュリティアプリの選び方がわからない、これまで利用したことがないので1年単位で契約したくないという場合には、携帯電話会社のセキュリティサービスで1カ月ほど試す、という手があります。ウイルス対策機能能そのものはGoogle Playから入手する(同じセキュリティアプリを利用した)ものと同じですが、紛失/盗難対策など一部機能に違いがあります。

Google Playで「セキュリティ」と検索すると、多数のセキュリティアプリがヒットします。そのほとんどが、1年単位でサービスを利用するサブスクリプション型です

キャリア サービス名 1カ月の料金(税別) ベースとなるセキュリティアプリ
NTTドコモ ドコモ あんしんスキャン 200円 マカフィーモバイルセキュリティ
au/KDDI 安心セキュリティパック 300円 ウイルスバスター
ソフトバンク スマートセキュリティ powered by McAfee 300円 マカフィーモバイルセキュリティ

(記事提供: AndroWire編集部)