リコーは、オフィス向けのレーザープリンタの新製品として、無線LAN搭載のA4対応カラーレーザープリンタ2機種と、A4対応カラーレーザー複合機2機種を3月6日から発売する。価格はいずれもオープン。店頭予想価格は60,000円前後から。
A4対応カラーレーザープリンタ「RICOH SP C251/C250L」と、A4対応カラーレーザー複合機「RICOH SP C251SF/C250SFL」は、2011年9月~10月にかけて発売した「IPSio SP241/C230L/C241SF/C230SFL」の後継モデル。
従来モデルの小型デザインを踏襲しながら、新たに無線LANを標準搭載。スマートデバイスと無線LANで接続し、無償アプリ「RICOH Smart Device Print&Scan」を利用することで、スマートフォンやタブレットなどからWeb画面、写真、PDFデータなど各種形式のドキュメントの印刷が可能となった。
カラーレーザープリンタ「RICOH SP C251/C250L」の主な仕様は、印刷方式が半導体レーザー+乾式1成分電子写真方式、解像度が9,600dpi相当×600dpi、プリント速度がカラー20枚/分、ファーストプリントは14秒以下(A4時)、給紙量は最大810枚、用紙種類は不定形~A4など。本体サイズがW400×D450×H320mm、重量は約23.8kg。店頭予想価格は60,000円前後。
なお、「RICOH SP C251」と「RICOH SP C251L」の違いは製品寿命のみ。前者は18万ページ、後者は9万ページとなる。
カラーレーザー複合機「RICOH SP C251F/C250SFL」は、カラープリンタ、カラーコピー、ファクス、カラースキャナの4機能を備え、ADFも搭載する。プリンタ部の主な仕様は「RICOH SP C251/C250L」と同等で、製品寿命は「RICOH SP C251F」が18万ページ、「RICOH SP C251SFL」が9万ページ。本体サイズがW420×D493×H460mm、重量が約29.0kg。店頭予想価格は110,000円前後。
コピー部の主な仕様は、解像度が600×600dpi、プリント速度がカラー/モノクロ20秒以下など。スキャナ部の主な仕様は、解像度が1,200×1,200dpi、階調が入力16ビット/出力8ビット、読み取り時間がカラー10秒以下(A4時)など。
対応OSは共通で、Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2008 / 2012、Mac OS X10.5以降。