アイロボットの日本総代理店セールス・オンデマンドは2月18日、ロボット掃除機「ルンバ800」シリーズを発表した。ラインナップは「ルンバ880」と「ルンバ870」の2モデル。発売は3月1日で、公式直販サイト「アイロボットストア」や家電量販店などで販売される。アイロボットストアでの直販価格はルンバ880が76,000円、ルンバ870が66,477円(いずれも税別)。

「ルンバ800」シリーズ(左が「ルンバ880」、右が「ルンバ870」)

「ルンバ700」シリーズ以来、約3年ぶりとなる機能刷新が行われた新モデル。700シリーズに引き続き、アイロボット独自の人工知能「AWARE」や高速応答プロセス「iAdapt(アイ・アダプト)」を搭載するほか、新たに吸引機構「AeroForce(エアロフォース)クリーニングシステム」を採用する。

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「AeroForceクリーニングシステム」が清掃能力を大幅に向上させている

これは、ゴミを本体内部に掻き込む「AeroForceエクストラクター」を剛性のあるゴム状にしたこと、およびAeroForceエクストラクターと床の間、AeroForceエクストラクター同士の間隔を狭めて空気の経路を密閉化する「真空エアフロー構造」、さらにハイパワーモーターの採用という3つの要素により実現された新清掃システムだ。これにより、700シリーズに比べて吸引力が5倍と大幅に向上したほか、総合的な清掃能力も従来比で50%アップした。

また、「もっと、ラクをしたい」というユーザーニーズに配慮し、ユーザビリティの向上も図られている。AeroForceエクストラクターがブラシ状ではなくゴム状になったことで髪の毛が絡まりにくくなったほか、バッテリー寿命が従来の2倍となる約3年になった。さらに、ダスト容器が従来の1.6倍と大容量化したことでゴミ捨ての頻度も減らすことが可能となっている。

1回の充電での稼働時間は最大60分(通常清掃時間)、稼働面積は「CLEAN(通常清掃)モード」使用時で最大25畳、集塵方式はダストビン式(紙パック不要)となっている。サイズは最大幅353mm×高さ92mm、重量は約3.8kg。

ルンバ880のみ「お部屋ナビ」と交換用フレキシブルブラシがそれぞれ2つずつ、ルンバ870のみオートバーチャルウォールが2つ付属するほか、共通でリモコンとホームベース、交換用ダストカットフィルター2つが付属する。

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AeroForceクリーニングシステムの動作デモその1(再生時間約2秒、ファイルサイズ約1.86MB)
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AeroForceクリーニングシステムの動作デモその2(再生時間約5秒、ファイルサイズ約2.59MB)
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「ルンバ800」シリーズが紙ゴミの清掃を行っている様子(再生時間約41秒、ファイルサイズ約19.8MB)

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