日立ソリューションズは2月17日、ヤマハフットボールクラブから、同社が運営するJリーグチーム「ジュビロ磐田」のサポーターズクラブの活性化を図るため、クラウドサービス「ファンビジネス向けトータルCRMソリューション」を受注したと発表した。

同ソリューションは、プロモーションから会員管理、ポイント管理、データ分析まで、ファンビジネスを支援する機能をトータルにクラウドで提供し、O2O(Online to Offline)マーケティングを実現するというもの。

ジュビロ磐田の新システムでは、サポーター個人の嗜好に合った情報を「マイページ」にて提供。

「マイページ」

マイページのみで閲覧可能なコラムや動画などのコンテンツを提供し、チケットやグッズの購入、観戦などの個人の行動履歴を表示するほか、応援する選手や観戦時のチームの勝率に関する情報、活躍する選手予想などのゲームを提供する。

また、会員は、ホームゲームへの来場時やグッズの購入時、応援選手の活躍時などに取得したポイント数に応じて、オリジナルグッズや特典と交換することができる。

そのほか、基幹システムやグッズ販売サイトなどの外部システムと連携し、データを一括で管理し、会員の属性や購買、行動履歴の分析が可能となる。

なお、同ソリューションを適用した新システムは、3月1日に稼働を開始する。