iPhoneの独占販売がなくなり、Androidの分野で弱いソフトバンクの経営を不安視する人も多かったという。しかし孫社長は「イー・モバイル、ウィルコムを含んだソフトバンクグループとして見れば、Androidスマートフォンの販売シェアはNo.1になる」と主張した。ブロードバンドをモバイルで提供する時代を迎えるにあたり、同社では「新定額サービス」を提供する。孫社長は「VoLTE時代の革新的な料金プラン」と訴求した。

ソフトバンクグループのAndroidスマートフォンの販売シェアはNo.1と報告(写真左)。同社ではVoLTE時代の革新的な料金プランを提供する(写真右)

日本の法人市場におけるスマホのシェアでは、ソフトバンクが間違いなくNo.1だという。iPhone、iPadの法人顧客に対する販売数でも、ソフトバンクは他社を圧倒している(21万社超)とのこと。このほか、Googleの提供する企業向けアプリ(Google Apps for Business)は80万IDを超えており、「Googleの世界最大のパートナー」であると主張した。

iPhone、iPadの法人顧客に対する販売数はソフトバンクが他社を圧倒(写真左)。Googleの世界最大のパートナーも自負する(写真右)