インターネット事業の状況

インターネット事業においては、ヤフーの営業利益が9%増益を記録。こちらも最高益を更新した。「eコマース革命」の後、ストア数は爆発的に伸び、現在は楽天の3倍にまで達している。インターネット事業ではこれまで楽天に水をあけられていた。孫社長はそのことに触れると「これから、本格的なヤフーの倍返しが始まります」と述べ、取り扱い高のさらなる拡大に期待を寄せた。

ヤフーの営業利益も最高益を更新。孫社長は「これから、本格的なヤフーの倍返しが始まります」と宣言した

パズル&ドラゴンズのダウンロード数(国内)は順調に拡大中。海外でも300万を突破した。ガンホーの営業利益は前期比10倍になっている。

パズル&ドラゴンズのダウンロード数(国内)も順調に拡大中。ガンホーの営業利益は前期比10倍になった

買収したSprintに関しても、サービス売上が順調に増加している。今後は「4G LTE」が利用できるよう、ネットワークの増強を継続して行う方針だ。

Sprintのサービス売上も順調に増加。今後はネットワークの増強を継続して行う

ソフトバンクグループでは2013年度の連結業績予想として、売上高6兆円以上、EBITDA1.5兆円以上、営業利益1兆円以上を掲げる。そして2014年度の連結業績予想では売上高7兆円、EBITDA2兆円、営業利益1兆円を実現させたいとする。

孫社長は「ソフトバンクは、まだ発展途上である」として、さらなる業績の向上を広言。「孫なのに不遜だ、と言われるかも知れませんが、どうせならでかい目標を掲げて、世界一の企業にしていきたい」と力強く語った。

2013年度の連結業績予想(写真左)と、2014年度の連結業績予想(写真右)

まとめ

(記事提供: AndroWire編集部)