NTTドコモは12日、Androidスマートフォン「GALAXY Note 3 SC-01F」向けの最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新により、「docomo ID」認証の本格導入に対応するほか、新機能や新アプリも追加される。

GALAXY Note 3 SC-01F

「docomo ID」認証の本格導入に対応することで、端末にdocomo IDを設定することが可能になり、Wi-Fiオプションパスワードもdocomo IDに統合される。docomo IDを設定することで、対応アプリでのdocomo IDの入力が不要になる。

端末の遠隔初期化にも対応する。端末を紛失した際に、パソコン(My docomo)から回線を指定して遠隔操作で端末の初期化やSDカード内のデータの消去が可能になる。

このほかアプリ、機能も追加される。アプリでは新「ドコモバックアップアプリ」が提供され、SDカードバックアップ対応項目のうち、音楽、ブックマーク、通話履歴、ユーザ辞書がデータ保管BOXにアップロードできるようになる。

機能面では、「伝言メモ」にメモ再生がスピーカーから受話口に変更されるほか、カレンダーアプリ「Sプランナー」に「Sノート」アプリとの連携機能を加える。連携機能により「Sプランナー」から「Sノート」を起動して作成したり、「Sプランナー」のスケジュール管理とリンクして「Sノート」の管理・閲覧が行えるようになる。

GALAXY Gear(SM-V700)で通知されるドコモ・サービスも追加される。spモードメールの通知機能に加え、新たにドコモメール、エリアメールの通知機能が搭載される。

なお、アップデートには、不具合の修正も行われ、dビデオまたはdアニメのコンテンツを再生中、まれに正しく再生されない不具合を修正する。

(記事提供: AndroWire編集部)