TIOBE Programming Community Index

TIOBE Softwareから、2014年2月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2014年2月におけるインデックスは次のとおり。

プログラミング言語 インデックス 備考
1 C 18.334%
2 Java 17.316%
3 Objective-C 11.341%
4 C++ 6.892%
5 C# 6.450%
6 PHP 4.219%
7 (Visual) Basic 2.759%
8 Python 2.157%
9 JavaScript 1.929%
10 Visual Basic .NET 1.798%
11 Transact-SQL 1.667%
12 Ruby 0.924%

TIOBE Indexに掲載された記事ではVisual Basic .NETが10位に入った点に言及し、これは2つの理由から意外なことだと指摘している。理由として挙げられているのは、Visual Basic .NETはVisual Basic 6.0の後継にあたるものの.NETプラットフォームで動作するために言語仕様が大幅に変更されており多くのソフトウェアエンジニアがVisual BasicからVisual Basic .NETへの移行を断念したこと、Visual Studio 2013が新しいVisual Basic .NETの機能を含んでいないなどMicrosoft自体が開発に消極的になってきていることなどを挙げている。

2月も1月に引き続きC言語が1位、Javaが2位、Objective-Cが3位につけた。Objective-Cは強い成長傾向をもっており、これまでC/Javaとそれ以外のプログラミング言語といった区分けになっていたものが、C/Java、Objective-C、それ以外のプログラミング言語といった区分けができるところまでインデックス値を増やしている。