ポーカロラインは2月7日、ROTEL(ローテル)社のプリメイン・ヘッドホンアンプ「RDA-06」とDAコンバーター「RDD-1580」を発表した。発売は2月15日。RDA-06はオープン価格で、推定市場価格は80,000円前後、RDD-1580は希望小売価格150,000円(税別)。
プリメイン・ヘッドホンアンプ「RDA-06」
ローテルは1961年創業の日本のオーディオメーカー。欧州を中心とした海外市場で高い評価を受けている。
RDA-06は、2012年に発売したDAコンバーター「RDD-06」と組み合わせて使用できるプリメイン・ヘッドホンアンプ。本体サイズはW200×D184×H58mmとW200×D155×H46mmのRDD-06に幅が揃えられており、デザインもRDD-06と統一性のあるものとなっている。RDA-06のリモコンでRDD-06の操作も行うことも可能だ。
入力インタフェースはアナログライン×1系統で、出力インタフェースはスピーカー×1系統にヘッドホン×1系統。スピーカー端子には、バナナプラグにも対応する3Wayスピーカーターミナルが採用されている。
前段にはオペアンプが使用されており、パワーアンプは発熱の少ないCLASS Dタイプ。連続定格出力は20W(6Ω負荷時)で、4Ωのスピーカーもドライブ可能だ。周波数特性は10Hz~40kHz(+1dB、-3dB)で、歪率は0.03%未満(20Hz~20kHz、8Ω)、混変調歪率は0.03%未満(60Hz:7kHz 4:1)となっている。S/N比は96dB。
DAコンバーター「RDD-1580」
同時発表されたRDD-1580は、同社としては初となるフルコンポサイズのDAコンバーター。プリメインアンプ「RA-1520」やコントロールアンプ「RC-1580」などと合うデザインが採用されている。
入力インタフェースは、同軸デジタルと光デジタルをそれぞれ2系統、USBをフロントパネルとリアパネルにそれぞれ1系統ずつ装備する。Bluetoothからのワイヤレス伝送も可能だ。
光/同軸デジタル入力とリアパネルのUSBポートからは、サンプリング周波数/量子化ビット数192kHz/24bitまでのLPCMが利用できる。フロントパネルのUSBポートは48kHz/16bitまでのサンプリング周波数/量子化ビット数に対応しており、iPhone/iPodのダイレクト接続も可能だ。
周波数特性は10Hz~95kHz(±3dB)で、全高調波歪率は0.004%未満、S/N比は128dBとなっている。本体サイズはW431×D316×H55mmで、質量は5.7kg。