LINEは6日、2013年通期および2013年第4四半期(10-12月)の連結業績を発表した。2013年通期の連結売上は518億円、2013年第4四半期の連結売上は159億円(前四半期比16%増)となった。主力のLINE事業で海外ユーザー数が増加し、ゲーム課金コンテンツによる収入や広告収入などが伸びた。

LINE事業業績推移

LINE事業における2013年通期の売上は343億円、第4四半期の売上は122億円(前四半期比20%増、前年同期比450%増)。同社では2013年より従来のグロス計上からネット計上に変更しており、今回の発表から過去の売上についてもネット計上で統一している。ネット計上はGoogleやAppleなどのアプリストアに支払う30%の決済手数料を除いた金額のうち、開発会社との契約に基づいてLINEが受け取る金額だけを売上として計上したもの。

ネット計上ベースのLINE事業における売上構成は、ゲーム課金が約6割、スタンプ課金が約2割、その他、公式アカウント・スポンサードスタンプ等になる。LINEは世界3億4,000万人に利用されており、直近ではインド、メキシコ、ベネズエラなどの南米で新規ユーザーが増加している。

LINE GAME事業は、世界で総計51タイトルを展開。フィンランドやフランスなど欧州の開発会社と協力した新タイトルを提供している。プロモーションの強化により、台湾・タイでの利用および売上が増加した。

スタンプ事業は、メキシコでサッカー代表選手を、インドで三大祭「ディーワーリー」の様子をスタンプにするなどローカライズに注力した。現在、「スタンプショップ」では350以上の有名キャラクターを起用したスタンプを展開している。

広告事業は、世界各国で公式アカウントおよびスポンサードスタンプを導入する企業が拡大しているほか、世界7カ国で展開するインセンティブサービス「LINEフリーコイン」も順調に伸びている。

同社の森川亮代表は、LINE事業について「1月に1億ユーザーを突破し、11月には3億ユーザーを突破するなど、急速にユーザー基盤を拡大した年」とし、売上については「ユーザー数の増加に伴い、収益性の面でも一定の成果を収めることができた」とコメントした。

また、米App Annieの調査によると、同社は2013年のiOS/Androidアプリの売上ランキング、パブリッシャー別売上げランキング(ともにゲームアプリを除く)において世界1位を獲得。ゲームアプリの売上げランキングでも世界5位にランクインしたと発表した。

同社はLINE事業について、今後も新サービスや新機能の開発および各国へのローカライズをすすめ、2014年中に世界5億ユーザーを突破させることを目標にして、様々な取り組みに挑戦するとしている。

(記事提供: AndroWire編集部)