大塚商会とサイオステクノロジーは2014年1月30日、オフィスなどの複合機による情報漏えいを抑止する「画像ログ取得ソリューション」を発表した。価格は1万円(税別)で、2014年3月中旬より提供を開始する。

画像ログ取得ソリューションの利用イメージ

画像ログ取得ソリューションは、サイオスと大塚商会が企画開発した画像ログ取得ソフト「Logキャプチャ」をリコーの複合機に搭載し、大塚商会が導入支援や保守などのサービスとともに販売、企業内で見落とされがちな複合機のセキュリティ対策として提供する。

昨今では、複合機を通じて、個人情報や企業の重要な情報が漏えいする可能性が示唆されている。画像ログ取得ソリューションの複合機を利用することで、「いつ、だれが、どの文書に対して、どのような操作をしたのか」などの情報と合わせて、操作の対象となった文書が画像データとして保存される。そのため、万が一情報漏えいなどが発生した場合にも、流出経路などを確認する際の重要な手がかりになるほか、複合機を通じた情報漏えいなどの事前の抑止にもなる。