フィンランドのFuturemarkは17日(現地時間)、PCの総合的な性能を計測するベンチマークソフト「PCMark 8」のメジャーアップデートを行った。最新バージョンは「2.0.191」で、Home/Creative/Workの各項目において、従来の「1.2.157」以前と純粋にスコアを比較することはできない。

今回のアップデートでは、HomeとCreativeのワークロードにImageMagickを用いた写真編集と、ビデオチャットにおける顔認識を追加。Creativeでは4K解像度の動画編集も新たに行う。Workではビデオチャットを含めた新たな表計算テストを加えた。表計算ソフトにはLibreOffice Calcを使用する。Storageでは専門家向けのテストを拡張した。

有料のAdvanced Edition (49.95米ドル)とProfessional Edition (1,495米ドル)には、従来バージョンとスコアを比較することができる互換モードを用意する。

PCMark 8にはHome/Creative/Work、そしてStorage/Application/Battely lifeのテストが含まれており、無料のBasic EditionではHome/Creative/Workの3種類を実行できる。

PCMark 8に含まれる各テスト(同社Web画面)