ソニーは1月17日、ラジオレコーダー「R」シリーズのポータブルモデル「ICZ-R100」を発表した。発売は2月8日。価格はオープンで、推定市場価格は20,000円前後。

「ICZ-R100」

同社では、これまでラジオレコーダーとして「ICZ-R50」やその後継の「ICZ-R51」をリリースしてきた。これらは持ち運び可能なポータブルタイプではあるが、ポケットに入るサイズではない。ICZ-R100は、ICレコーダーと同程度のサイズ(W47×D13.7×H112.6mm/質量84g)に、AM/FMラジオ番組の予約録音機能を搭載したモデル。内蔵のステレオマイクを使用してICレコーダーとしてを使用することもできる。

利用イメージ

内蔵メモリは8GB。メモリースティック マイクロとmicroSD/SDHCメモリーカードに対応したカードスロットも装備する。録音形式はリニアPCMとMP3だが、ラジオからの録音の場合、MP3形式のみとなる。内蔵メモリには、最大で約357時間のラジオ録音が可能だ。タイマー予約件数は20件。

ラジオはAM/FM合わせて3局までのプリセットが可能。ラジオの受信中にノイズを抑える「ラジオノイズカット」機能も、ICZ-R50/51と同様に採用されている。ラジオ受信用のアンテナは、AM放送用は内蔵のフェライトバーアンテナで、FM放送用はヘッドホンケーブル内蔵のものを使用する。

電源は内蔵のリチウムイオン充電池で、ファイル再生で約22時間、ラジオ受信で約11時間の連続使用が可能だ。充電は付属のクレードルに接続して行う。クレードルには大型のスピーカーを装備。ラジオを聴きながら充電を行うことも可能だ。また、クレードルにはAM/FM用のアンテナ端子が装備されており、接続時にはより安定した受信を行うことができる。

大型のスピーカーを装備したクレードル

クレードルの背面にはアンテナ端子を装備