日本ヒューレット・パッカードは10日、7型Androidタブレット「HP Slate7 Extreme」を発表した。1月下旬より発売し、店頭予想価格は24,800円前後。直販サイト「HP Directplus」および大手量販店にて販売する。

「HP Slate7 Extreme」

同製品は2013年7月発表のAndroidタブレット「HP Slate7」の後継機だ。CPUにNVIDIA Tegra 4を搭載し、従来モデルよりもCPU性能で約230%、グラフィック性能で約130%のパフォーマンスアップを果たしたという。OSはAndroid 4.2を採用している。

前面にVGAカメラ、背面に500万画素カメラを搭載。"肉眼で見たままに近い写真が撮れる"というHDR(High Dynamic Range)を備える。720p/120fpsスローモーション動画の撮影、簡単なレタッチが可能な高機能カメラアプリがインストールされている。

また、ペン先2mmのパッシブ式スタイラスペンも付属する。手のひらとペン先を自動的に区別する「パームリジェクション」機能を搭載し、手のひらが画面に触れることで生じる誤入力を防ぐという。

このほかの主な仕様は以下の通り。メモリはDDR3L 1GB、ストレージは16GB eMMC、通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth 3.0、7型のタッチ液晶ディスプレイはIPS方式で解像度が1,280×800ドット。センサー類は、GPS、加速度センサー、デジタルコンパス、周辺光センサー、ジャイロスコープを備える。

インタフェース類は、microSDカードスロット(最大32GB)、microUSB、microHDMI出力、ヘッドホン出力/マイク入力コンボ。本体前面には、NVIDIA PureAudio フロントデュアルスピーカーを配置している。本体サイズは約W120×D200×H9.4mmで重量は約350g(付属のスタイラスペンを含む)。バッテリ駆動時間は約8時間。