iOS 7はコントロールセンターやマルチタスキングなど数々の新機能が搭載され話題になったが、一方でこれまでのユーザーにとって物足りないと感じる機能もある。その最たるはカレンダーアプリだろう。年表示が追加された一方で、月表示で予定が表示されなくなり、いつ予定が入っているのか直感的に確認しづらくなってしまったため、カレンダーアプリをスケジュール帳として使っていた人にとっては不満が残るものとなってしまった。

また、標準アプリに不満はないまでも、自分のライフスタイルや仕事の状況に適したカレンダーアプリをダウンロードして使いたい向きも多いのではないだろうか。そこで今回は予定確認に便利なカレンダーアプリを5つ紹介しよう。

+カレンダー

+カレンダー」は「標準アプリがもうちょっと使い勝手が良くなれば」と思う方におススメのアプリ。画面デザインや基本のレイアウトはそっくりながらも、標準のアプリにあったらうれしい機能を追加した、まさにプラスアルファなアプリ。例えば月表示の画面で予定のある日は、標準アプリは「●」だけの表示なのに対して、このアプリでは予定名を表示。2日間や3日間といった日にちをまたぐスケジュールもカレンダー上に帯状に反映されるので、他のスケジュールとの兼ね合いもチェックしやすい。

また、予定の追加もiOS 7のアプリによくあるように「+」マークをタップして追加、だけでなく、カレンダー内の日にちや時間を長押しするだけで日時が指定されたフォームが現われ、日時入力の手間がかからないというのも便利。登録したスケジュールは、スワイプで複製や削除ができ、日付変更もスケジュールをドラッグ&ドロップで他の日に放り込むだけ。直感的に操作できてカレンダーアプリの操作の面倒さが少ないのが魅力だろう。iCloudと同期が可能だ。

「+カレンダー」の月表示画面。文字やボタンのデザイン・配置が標準アプリと同じだが、予定のタイトルが表示されていて標準アプリよりスケジュールが分かりやすい

1日の予定はリスト形式か、このように週間カレンダー+リストで表示される

予定追加では直接入力フォームに時刻と予定を書き込むと、時刻設定のドラムを操作しなくても設定が可能