韓国eB Card CorporationとNTTドコモは12月18日、韓国のプリペイド型電子マネーサービス「cashbee」をドコモのNFC(TypeA/B方式)対応スマートフォンで利用できる「モバイルcashbee」アプリの提供を開始した。

cashbeeは、2010年12月に韓国ロッテグループのイービーカードが開始したNFC対応のプリペイド型電子マネーサービス。韓国国内のロッテグループのデパートやコンビニ、地下鉄、バス、タクシーなど約5.4万店舗に導入されており、2013年9月末時点で約500万人に利用されている。

ドコモのNFC(TypeA/B方式)対応スマートフォンでcashbeeが利用できるようになるため、日本国内における「おサイフケータイ」のように、韓国国内で電子マネーをチャージすることで、現地通貨を現金で用意することなく、スマートフォンを利用した決済サービスを利用できるようになる。

モバイルcashbeeの利用イメージ

なおモバイルcashbeeでは、電子マネーサービスだけでなく、韓国ロッテグループの店舗で利用できるクーポンの提供や、空港リムジンバス時刻表、地下鉄路線図などの旅行時に必要な情報も提供するとしている。