米国のクラウドファンディングサービス「Kickstarter」で、超小型PC「Raspberry Pi」がベースのコンピュータ・キット「Kano」が出品され、支援募集を開始している。募集期間は12月19日までだが、約一週間目となる25日現在で、目標額100,000ドルの約6.6倍となる660,114ドルの資金が集まっている。
出品されている「Kano」は、Raspberry Pi Model Bをベースに、誰でも組み立てられるようケースやスピーカー、専用OSを同梱したPCキット。紹介ページでは「レゴのように簡単」とし、107秒で組み立てる様子を撮影した動画も公開されている。
キット内容は、イラスト入りの説明書「Kano Books」、「Kano OS」が入った8GB SDカード、スピーカー、Raspberry Pi Model B、専用キーボード、カスタムケース、カバー用カード、ステッカー、HDMIケーブル、Mini-USBケーブル、電源プラグ、Wi-Fiアダプタ。
支援は1ドルから可能で、Kano Kitが提供されるリワード(支援に対して提供する特典)の支援額は99ドルから。決済はKickstarterの専用ページより、米Amazonの決済システムを使って行われる。