家族や友人など気心の知れた相手と連絡をとるときには『メール』ではなく『メッセージ』を使う、というユーザは意外に多い。やり取りしたテキストは時間順に並べられ、左右から交互に吹き出しの形で表示されるので、どちらの発言かがひと目でわかる。同じ相手ごとにテキストが蓄積されるので、数カ月前のやり取りを遡って調べる、という使い方も容易だ。
『メール』と比べると、相手が開封したかどうか確認できる、携帯電話番号を宛先としたショートメッセージ(SMS)に対応する、相手がiMessage対応の端末であれば(パケット定額プランの場合)通信料金がかからない、といった長所がある。ほぼリアルタイムにチャット感覚でテキストをやり取りできることも、『メール』にはないメリットといえる。
そのやり取りしたテキストだが、表示は日付ごとに区切られる。最近のやり取りは「一昨日 12:24」、日数が経過したやり取りは「5月4日(土) 21:22」、今年以前のやり取りは「2011年1月7日 15:58」といった具合いに日付と最初の送信時刻がスタンプされるので、どのタイミングで会話が始まったかかんたんに調べることができる。
あまり知られていないが、やり取りしたテキストごとのタイムスタンプも確認できる。操作はかんたん、調べたい相手とのやり取りを表示した画面で、適当な位置を右から左方向へスワイプすればいい。指を離すまでの間、画面の右端にタイムスタンプが表示されるはずだ。iMessageはもちろん、SMS/MMSにも利用できるので、どのタイミングで送受信したか確認したいときに利用しよう。
操作手順をカンタン解説
(提供:iPad iPhone Wire) |