今回試用した「Inspiron 15 7000 プレミアム・タッチパネル」の液晶は、解像度が1,366×768ドットとフルHDではないが、タッチパネルの感度は良好。四隅に触れてもスムーズに反応してくれた。また、パネル表面には一般的なガラスに比べて8~10倍傷つきにくいとされている、Gorilla NBT Glassを採用している。液晶とキーボードの間にモノを置いたままの状態で閉じてしまうような事故にも耐えられる強度があるという。

タッチパネル付きの15.6型ディスプレイ。解像度は1,366×768ドットで、視野角はそれほど広くない

インタフェースは下の写真の通り。4ポートあるUSB 3.0のうち右側面の1つは、電源オフの状態でもスマホなどの充電が可能なPowerShare対応となっている。カードリーダーはSD/SDHC/SDXCカードやメモリースティック/Pro/XCに対応する。ワイヤレス機能は、IEEE802.11b/g/nとBluetooth 4.0を搭載している。

左側面にUSB3.0×2、電源コネクタを用意。右側面には有線LAN、HDMI、USB 3.0×2、ヘッドフォン/マイク兼用端子とカードリーダーを搭載する

ステレオスピーカーはパームレストの裏あたりに配置されている。サラウンド技術である「Waves MaxxAudio Pro」を採用していることもあり、高音質とまではいかないが、ステレオ感のある音は楽しめる。ディスプレイの上部には、720pでの撮影が可能なWebカメラや、ノイズキャンセル機能を搭載したデュアルマイクが配置されており、Skypeでのビデオチャットも快適に行える。

キーボードはキーとキーの間隔が離れたアイソレーション(浮き石)タイプ。主なキーは大きく、入力しやすかった。だが、[Backspace]や[Enter]キーが小さく、テンキーと隣接しているため、慣れないうちは入力ミスが起こりそうだ。

なお、デルのノートPCではおなじみとなっているが、デフォルトの状態では各ファンクションキーには、ボリュームや輝度調整などの機能が割り当てられている。キーボードの左下の[Fn]キーを押しながら各ファンクションキーを押すことで通常の動作となる仕組み。この役割はセットアップメニュー(BIOS)で入れ替えが可能だ。

テンキーがあるのは便利だが、[Enter]や[Backspace]キーが小さいのが気になるところ

キーボードにはバックライトがあり、暗いところでもキーを確認できる

付属のACアダプタはやや大きめだが、持ち運ぶ機会はそう多くないだろう