ジャストシステムは、15歳から69歳の男女1,100名を対象した「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2013年10月度)」の結果を公表した。2012年7月の調査開始以来、はじめてスマートフォン利用率が、フィーチャーフォン利用率を上回った。
年代別のスマートフォン利用率を調べたところ、10代は75%、20代は69.5%、30代は60.5%、40代は40%、50代は36.5%、60代は20%だった。利用率の変動を見ると、特に10代のスマートフォン利用率が増加しており、半年前と比べると約10%上昇した。
また、男女全体のスマートフォン利用率は48%で、フィーチャーフォン利用率の47.7%を上回る結果となった。スマートフォン利用率は年々増加を続けていたが、フィーチャーフォン利用率を越えるのは、2012年7月の調査開始以来はじめて。ちなみに、「携帯電話は利用していない」という回答は約4%で、2012年11月からほぼ変動がなかった。
スマートフォン利用者のキャリアを聞いたところ、KDDI(au)が35.8%、NTTドコモが34.8%、ソフトバンクが27.5%と、KDDI(au)が最も多い結果となった。KDDI(au)がNTTドコモを越えるのは、2012年11月からの1年間で初となる。
スマートフォンのOSを聞いたところ、Androidが61.6%でiOS(iPhoneなど)が36.6%だった。この数字を年代別に見てみると、iOSがAndroidを上回ったのは50代女性のみだった。その他の年代については、いずれもAndroid率が半数以上となっている。
本調査は、全国の15歳から69歳の男女1,100名を対象に、モバイルやソーシャルメディアに関する調査を実施したもの。調査方法は、同社のセルフ型アンケートサービス「Fastask」によるアンケート調査。調査期間は10月28日から30日まで。
(記事提供: AndroWire編集部)