画像共有SNSの「Pinterest」は12日、日本語版サービスを開始した。ウェブサイトおよびiOS/Android用アプリを日本語で利用できる。また、サービス開始にあわせて日本法人「ピンタレスト・ジャパン」を設立した。
Pinterestは、ユーザーが気に入った画像を「ボード」と呼ばれるマイページにまとめて共有するサービス。「ファッション」「行きたい場所」「好きな芸能人」など自由に名前をつけたボードを作成し、自分の趣味合わせて画像を収集できる。現在は世界中で5,000万人以上のユーザーがいるとされており、昨年5月には楽天から出資を受けた。
また、自分が投稿した画像だけでなく、他のユーザーが投稿した画像を「ピン」して自分のボードに貼り付けることも可能。世界中の同じ趣味をもったユーザーと写真を共有しながら、自分だけの画像まとめを作成できる。
日本語版では、インタフェースを日本語化し、日本に向けた画像カテゴリー・サブカテゴリーを追加。サブカテゴリーは日本向けに細分化し、「ヘアスタイル」「ペーパークラフト」「現代建築」など100種類以上を用意した。
日本法人「ピンタレスト・ジャパン」の代表取締役社長には、Googleやスクエア・ジャパンなどに在籍経験がある定国直樹氏が就任した。
同氏はPinterestの魅力として、「Pinterestではソーシャルネットワークサービスとは本質的に異なる『インタレストグラフ』を構築することができます」とし、「今後さらに多くのユーザーとつながることを心から楽しみにしています」とコメントした。