フュージョン・コミュニケーションズは11月12日、同社がiOSおよびAndroid端末向けに提供するIP電話アプリ「SMARTalk」を刷新。バージョン1.2の「SMARTalk for iOS」、バージョン1.1の「SMARTalk for Android」の提供を開始した。

SMARTalkは、同社が提供するスマートフォンユーザー向けのIP電話サービス「FUSION IP-Phone SMART」を利用するためのアプリ。ユーザーは、050ではじまる電話番号を使って携帯電話、固定電話と通話を行うことができる。利用料は月額基本料が0円。通話料は国内が一律8.4円/30秒、海外が一律(一部国指定あり)8円/30秒となる。アプリを起動していない状態でもプッシュ通知で着信を通知するほか、ノイズキャンセリングや通話録音などの機能も備える。

SMARTalkのiOS版(左)とAndroid版

今回提供を開始した最新版SMARTalkでは、iOS版、Android版ともに「+」ボタンで国際発信が可能となった。加えて、キーパッド利用時の使い勝手も改善。「IP-Phone SMART」の無料通話先の番号を入力した際に「無料通話」マークを表示するようにしたほか、電話番号をペーストする際にキーパッドの上にOSのキーボードが表示される不具合を修正した。

このほかiOS版では、iOS 7利用時にマイクへのアクセス許可のタイミングを修正。Android版では、自身が使用する050電話番号をアプリ内で表示することが可能となった。さらに、NTTドコモの電話帳など一部の外部アプリからSMARTalkを起動した場合にアプリが動作しなくなる不具合、アドレス帳にハイフン( - )を入れて電話番号を登録した場合に、その番号からの着信があっても名前が表示されない問題を改善した。

(記事提供:AndroWire編集部)