スマートフォンで撮影した動画が8ミリカメラで撮ったような風合いに加工してくれるアプリ「iSupr8」が登場した。iOS版とWindowsOS版が用意されており、価格はApp Storeで200円、Windowsストアで160円。

同アプリを用いた映像は、画面にときどき現れる引っかき傷のような黒い線や、微妙に映像の明るさが変化するアナログ感が精巧に表現されている。撮影時には、フレームレートを12 / 18 / 24 FPSから選択したり、スクラッチ、ビネット、グレインなどさまざまにカスタマイズされたフィルムストックなどを使用し効果を加えることができる。また過去に撮影し、カメラロールに保存しておいた映像を加工することもできる。

iSupr8を使って撮影された動画の一場面

このアプリを開発したMEA Mobile社はApp Store上で「8ミリフィルムを支持する動きをこれからも残していくことが我々の使命です。iSupr8は単なる楽しくて目新しいアプリではなく、真正なヴィンテージ感を求めている映画制作者のための制作用ツールである。と同時に、新世代に向けて、市場で消えかかっているフォーマットに対する意識をよみがえらせ、さらにそれを高めるための努力そのものでもある」とコメントしている。