ダメ人間、完成

iPad miniを装着完了した。早速寝転がって使ってみよう。クッション部分に背中を置くと……うわっ! これは想像以上に快適だぞ。

ダメ人間完成ってか……

タブレットとの距離感も絶妙

なんといっても背中に当たるクッションの柔らかさが心地良い。家でダラダラするのが好きなインドア派の筆者は、これまでにいろいろなクッションを試してきたが、その中でもgoronはかなり高水準だ。適度な弾力性とメッシュ地が気持ちいいというのもあるが、やはり角度が絶妙なのだろう。背中から首、頭へと流れるフォルムもかなり計算されているとみた。

実際にゲームをやってみたり、電子書籍で読書に興じてみたりしたが、端末が固定されているというのは想像以上に快適だった。いまどき、ネットカフェにだってリクライニングチェアが用意されているのだ。その意味では、「goron」は自室を快適なネットカフェに変えてくれる夢のようなアイテムといえるだろう。

さて、この「goron」だが、仰向けだけでなく、横向きになっても使えるよう設計されている。どういうことかというと、goronをそのまま横に倒し、頭をクッションではなく、アーム部分にのせるのだ。

横向きになっても使える

こちらも快適

やってみると、なるほどこれも実に良い! アーム部分のクッションも仰向け時ほどではないが適度に頭を支えてくれるし、横向き時に下側になる腕もアームにのせるように置けばしっくりくる。普段は仰向けで、たまに気分を変えて横になるのも悪くない。

次に座って使うバージョンだ。マニュアルによるとソファに座りながら使うとあったのだが、我が家にはソファがないのでそのまま壁にもたれるようにして使ってみた。

この使い方のメリットとしては、目の前にあるタブレットを手でもたなくてもいいということだろう。ぶっちゃけ、この姿勢でタブレットを支えるだけなら「goron」でなくてももっとコンパクトな台があるわけだが、「goron」の場合は仰向けと横向きが使えるので、座りは追加のバリエーションとして考えるといいだろう。

座って使うこともできる

という感じにマニュアル通りの使い方を試したわけだが、やはりもっとも快適さを感じることができたのは仰向けでの使用だった。なんといっても仰向けという楽な体勢で、さらに腕の疲れを感じずに端末を操作できるのが最高に良い。

ゲームだけでなく、映画など映像コンテンツの鑑賞にもぴったりだろう。こちらは見ながらそのまま眠ってしまいそうだ。実際、使っているうちに何度か眠気に襲われてしまった。ヤバイ、これは間違いなく"ダメ人間製造機"だ。

デメリットとしてはそれなりの大きさがあるということだが、自宅にリクライニングチェアや大きめのクッションを置くことを考えると、さほどでもない。重さも見た目以上に軽くて、楽に移動もできる。

さあ、インドア派の同志たちよ、自分の欲望に忠実に生きようじゃないか!