Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

Windows XPのサポートは2014年4月までとされており、あと半年でサポートが切れることになっている。これに合わせてほかのソフトウェアもWindows XPのサポートを終了していくものとみられる。サポート終了以降はセキュリティ脆弱性への対策が提供されなくなるため、より新しいバージョンへの移行が推奨される。

こうした中においてGoogleは、セキュリティパッチが適用されていないブラウザがマルウェアに悪用されるケースがあるとして、Windows XP向けのChromeサポートの期間延長を発表。通常のアップデートとセキュリティパッチの提供期間を延長し、Windows XPのサポート終了からさらに1年間アップデートを継続すると説明している。Windows XPで動作するChromeは2015年4月までアップデートが提供されることになる。

Googleは説明の中で何億人ものChromeユーザが依然としてWindows XPを使っており、多くの組織が数百のアプリケーションをWindows XPで実行していると説明。移行には問題が伴うだろうとしており、今回のサポート期間延長はこうした既存のWindows XPユーザがより新しいバージョンへ移行するのを支援する目的があることを説明している。