レノボ・ジャパンは16日、液晶ディスプレイ製品の新モデルとして、13.3インチのモバイル液晶ディスプレイ「ThinkVision LT1423p」と、29インチでアスペクト比21:9のパノラマ・ディスプレイ「ThinkVision LT2934z」を発表した。10月16日より法人向けモデル、10月下旬より直販にて販売開始を予定する。
ThinkVision LT1423p
ThinkVision LT1423pは、同社初のWindows 8対応・モバイル タッチパネルディスプレイ。液晶は13.3型1600×900(HD+) AH-IPSパネルを採用している。また、ディスプレイ部分は安心して持ち運びできるゴリラガラスを採用。10点マルチタッチ対応で、タッチパネルの特長を活かしたアプリケーションを利用する際に最適だ。
さらに、ThinkPad Tablet 2で採用されたデジターザーペンも搭載し、指でのタッチ操作が難しい場合でも便利に使うことができる。ほか製品にはスタンドとしても使えるカバーを同梱しており、ディスプレイを縦置き・横置きどちらでも立てて使用可能。
PCとの接続方法が無線(Wi-Fi)と有線(USB)で異なる2モデルをラインナップ。無線モデルは最大4時間使用可能なバッテリを内蔵しケーブルレスで使用できる「ThinkVision LT1423p ワイヤレス・モバイル・モニター」。有線モデルはUSB接続で電源供給しながら使用できる「ThinkVision LT1423p モバイル・モニター」。本体サイズはW348×D12.7×H225mm、重量は無線モデルが1260g、有線モデルが817g。
ThinkVision LT2934z
ThinkVision LT2934zは、アスペクト比が21:9と横長な、29インチAH-IPS液晶(2560×1080)の液晶ディスプレイ。横長の画面を活かし、1画面に2台のパソコンを接続し、シングルディスプレイでありながら擬似的にデュアルディスプレイの環境を実現することができる。また、2台のパソコンを使用する際に、キーボード/マウス切り替えスイッチを搭載していることで、1セットのキーボード、マウスを2つのPCで共有して使用することができる。
インタフェースはD-Sub×1、Dual-Link DVI-D×1、HDMI 1.4×1、DP 1.2 (Daisy Chain Support)×1、MHL connections×1、USB 3.0×2(内1 Powered USB)、USB 2.0×2。