レノボ・ジャパンは16日、個人ユーザーやSOHO環境に向けた1ドライブ仕様のNAS「Lenovo Iomega EZ Media & Backup Center」を発表した。1TBモデルと3TBモデルを用意。同日より順次発売し、直販サイトでの価格は、1TBモデルが23,100円、3TBモデルが35,700円。

Lenovo Iomega EZ Media & Backup Center

EMCのNAS用OS「EMC LifeLine OS」を採用。スケジューリングによる自動バックアップ機能や、システム異常/警告のメール通知機能、DLNA準拠のメディアサーバ機能、iTunesサーバ機能などを備え、Windows / Mac / Linuxといった各プラットフォームから手軽にアクセスできる。

無料のクラウドサービス「LenovoEMC Personal Cloud」が提供されており、Webブラウザを使ったリモートアクセスに対応。接続用ソフトウェアはWindows / Mac / Linux用のほか、iOS 5以降とAndroid 2.3.3以降をサポートした「LenovoEMC Link」を用意している。

CPUはMarvell製の1.2GHzプロセッサ、メモリはDDR3 128MB。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN、USB 2.0×1ポート。USB 2.0ポートには外付け型HDDなどを接続できる。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.6~10.8、Linux(Redhat Enterprise 6 / Ubuntu 11 / OpenSUSE 11.4、およびこれらと互換性ある他のLinux)。