NTTドコモは15日、同社の2013年春モデル「Xperia Z SO-02E」向けの最新ソフトウェアを提供開始した。最新版ではOSをAndroid 4.2にアップデートし、画面の操作性を改善する。またブラウザからの画面ダウンロードに失敗する不具合を修正する。

Xperia Z SO-02E

Xperia Z SO-02Eは約5インチのフルHDディスプレイを搭載したスマートフォン。CPUは1.5GHz・クアッドコアの「APQ8064」、内蔵メモリはRAMが2GB、ROMが16GB。ソニーが開発した積層型CMOSイメージセンサ「Exmor RS for mobile」を採用した約1,310万画素のカメラを備える。カラーはブラック、ホワイト、パープルの3色。

カラーはブラック、ホワイト、パープルの3色

最新OSでは操作画面のUIを改善。アイコンのサイズを大きくし、ロック画面からカメラやウィジェットが起動できるようになった。ロック画面にはウィジェットの貼付けも可能で、ロック解除せずに最新情報を見ることができる。さらにホーム画面・ロック画面のステータスバーおよびナビゲーションバーのデザインを透過することで、より画面が大きく見えるようになった。

また、ホーム画面にアプリトレイを追加し、画面上に小さなウインドウサイズでアプリを立ち上げる「スモールアプリ」にウィジェットを設定可能となったほか、Bluetoothテザリングに対応、ノートアプリがハイパーリンクに対応し、アルバムの写真・画像をSDカードにコピー可能になった。

このほか、スクリーンセーバー機能の「DayDream」、ドコモクラウドへ大量のデータを保管できる「データ保管BOX」、NOTTVの録画機能に対応した。

さらに、OSのバージョンアップに合わせて、ブラウザからの画面ダウンロードに失敗する不具合を修正する。

最新ソフトへのアップデートは端末本体のみでのアップデートとなる。更新するにはWi-Fiが利用できる環境が必要。最新ソフトウェアが提供開始されると、ステータスバーに通知が表示されるので、通知領域を引き出して、「利用可能な新しいシステムの更新」をタップ。その後、画面の案内に従いアップデートを行う。

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